みくまり~あの日の言葉呼び起こす

CHAGE&ASKA、ASKAのこと。人生そのものの彼らについてひたすら語る

ASKA higher ground 仙台

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今回は初日には行けず、遠征してようやくようやく仙台公演で今ツアー初の参加。
賞賛の声はすでにSNSで見ていたから
期待がはちきれんばかりに膨らみつつ
どこか冷静でいようという自分もいた。

 

目指すは東京エレクトロンホール宮城

…ややこしい名前だな

年季の入った歴史を感じるホールだった。

 

そしてステージは今回緞帳がなかった。

 

メンバーがステージに入ってくるのが見える。

ストリングスによるオーバーチュア

聴いたことのないアレンジから始まり、

ASKAさんの手拍子
これはもしやあの新曲「Welovemusic」か!と気づく


そこから楽しさが全身からあふれる1曲目「僕はmusic」
いいなあASKAさんやっぱりステージを楽しんでる!

でも進むごとに今回は楽しいだけじゃないのを感じとる。



これはセクシーASKA
久々のゾワゾワ感だ

4曲目の「Fellows」

意外とここまでまだライブで歌われてなったねという感じ。
「僕は黙り込んだFELLOWS」で
ASKAさんが赤のギターをジャガジャンっとかき鳴らす音、響きがかっこよくて、
ギターがキラキラとライトを跳ね返して、何とも言えない瞬間。


真ん中あたりに早々にライブのサビが来る。
「RED HILL」だ。
ここら辺の選曲にすでに贅沢の極みじゃないですか。
脳内が忙しい。
シュッとしてめちゃくちゃかっこいいASKAさん
あのお姿は2008のシンフォ?いや2005のマイゲー?
そんな姿のASKAさんがのびやかな声であの頃の歌を歌う
お久しぶりのチャゲアス曲もたっぷり歌う

私は今、いったいいつのASKAさんを見てるのだろうか、

と幸福感に包まれつつ混乱する。


とにかく頭と感情が忙しい。

そんな中での質問コーナーと庄司さん(地元で有名な歌手の方)の油揚げの差し入れ
大爆笑
もういろいろ追いつかない笑

休憩後の
「you&me」でほっこりするも
「HEART」でもまた爆発。
これ最後に歌ったのいつだっけ?
そして驚きはあのマイクスタンドパフォーマンス!!
マイクスタンドをまたいでクネクネし、そして空中でクルクルしちゃう
こんなのいつぶりだよ!!健在だな!!
と、心の中で叫ぶ。

さらに耳も目も釘付けになったのは「百花繚乱」
もちろん初めて聴くので最初は新曲であるということしかわからなかったけど。
耳に届いた歌詞でこれがあの「百花繚乱」かと気づく。
力強くも妖艶な雰囲気。
待ってたよこれだよ!!!
力強くセクシーASKA全開にノックアウト。
ライティングも曲調にぴったり合っていてピンク色が印象的だった。

間髪入れず続く「higher ground」でさらに打ちのめされる。
この2曲のつなぎが最高に鳥肌もの。
ライブって最高!それに尽きる瞬間。

そして泣く泣く行けなかった因縁のalive in liveの
「RED HILL」と「higher ground」が
あの時のアレンジで聴けるという感激。

ポカーンですポカーン…

本編最後の「We love music」も
いままでのASKAさんの曲にあったようでなかったかもという曲調
ライブでの様子が浮かぶと言っていたので、
今回必ず入ってくると思ってたけど
ライブの序曲と本編ラストという粋な演出

そして今回の驚きはアンコールがアンコールを超えていたというところ
1曲目の「一度きりの笑顔」は澤近先生のピアノだけで
ここはアンコールのお楽しみ的な感じだったけれど
圧巻の「PRIDE」で胸を打たれ自然と涙が流れる。
何度も聴いてる曲なのに、これほど胸に響いたことはと驚くほど。
そして誰もが「えっっ!!!!」と思っただろう最後の曲が
「BIGTREE」
まさかこの曲をソロでやるとは・・・

聴きたいけど、絶対この先ソロでは聴くことはないだろうと思った。
感動。
大波に次ぐ大波に飲まれるのみである。

みんなが大絶賛していたセトリの理由がよく分かった
いくつか目にしてしまったけど
なるべく新鮮な気持ちでこの日を迎えたかったから

セットリストは見ずに臨んだ仙台公演。
その大絶賛のセトリは、それを今のASKAさんが歌うということだ。
完全に歌い上げるということだ。

そういう決意表明みたいなものと、
そしてこれからのライブは常に集大成、常にありったけという気持ち。
いろいろ感慨深くなってしまう。

ずっと見続けてきたASKAさんのこれまでと今が詰め込まれているのだ。
それを今回見ること聞くことができてよかったと思うし、
ずっとずっとこれからもそれを見届けたいと思う。

 

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