みくまり~あの日の言葉呼び起こす

CHAGE&ASKA、ASKAのこと。人生そのものの彼らについてひたすら語る

シンフォニック初日の記憶

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5年ぶりのASKAさんのステージが見れたこの感動の記憶を

今ちゃんと残しておこうと思い…


この日は本当に忙しかった。
大きなイベントの最終日、早めに仕事が終わるようになんとか切り上げ、
着替えて、それとなく身支度整えて、車を走らせて、電車に乗り換えていきました。
東京国際フォーラム

ASKAさんがステージに出てきたときの心臓のバクバクといったらない。
去年の8月の収録には確かにもっと至近距離でお会いしたけれど
ステージにASKAが帰ってきた!!という実感はたまらなかった。

もうそんな感情の高ぶりで1曲目「熱風」で泣いてしまった。
2曲目「Man and Woman」も

「ああ、この曲は私が見た最後のチャゲアスのライブでも歌ってくれたな、
あのツアーのラストは初めて見上げる位置で見ることができたんだな」
なんていう思い出しでまた涙…

その後少しずつ落ち着きを取り戻す。
夢の中のようだったが、歌詞間違いで一瞬一瞬現実に戻る笑
「お待たせ~お約束のおおぼけまぼろし~!!」で目が点になる笑笑
また、MCであえて笑わせようとしてるなあっていうASKAさんのお茶目さにニヤニヤ…

最初はね。正直な話少し心配しながらだった。
いつからだろう2002年くらいから?
ライブでASKAさんの喉の調子がよくなくなったと感じたのは。

それから必ず心のどこかで高音大丈夫かな?
あの部分大丈夫かな?って本当に失礼な話だけど
そんなことを心配しながらライブを見るようになってしまっていた。
もちろん調子が戻ってきたと言っていた10DAYSのころから、
本当に良くなったんだというか、喉の使い方が調子にのってきたんだと思えた。

そして、5年ぶりのこの日。
ブランクが気がかりだった。
最初は確かに、緊張してるというか、まだ乗り切れてないのかなと
あそこは音上げないのねとか、思いながら見てしまっていたけれど
後半の勢いがもう半端なかった。
見ていたみんながそう口を揃えるのだからやはりそうなのだろう。

いつのまにかその心配は消え去り、ただただステージのASKAさんに
ASKAさんの歌声に呑み込まれていくだけだった。
会場中がそうだった。
自然と涙がこぼれた。
ASKAさんがいる!という喜びの涙などではなく
純粋に歌に感動した涙だったのだと思う。
ASKAさんもどこかに上り詰めていくように見えた。
オーケストラのみなさんは、それを優しく強く支えるように、見守るように
演奏していたように思えた。

思わずスタンディングとなったあの「YAH YAH YAH」では、
シンフォニックでありながら、バンドツアーの興奮も味わえた瞬間。
それは解放だった。
幸せだった。

それにしてもラスト


「今がいちばんいい」あの曲はね。

本当に本気で笑いましたよ。
涙を拭いてたタオルで、思わず吹き出しそうな顔を覆い隠さなくちゃいけないくらい。
ASKAさんが笑顔で、というか本当に笑ってて。
してやったりみたいないたずらっ子の顔してたから、
もう笑わずにいられないみたいな。

本当に素晴らしい復帰初日のステージでした。
こんな感動は後にも先にももうないのだろうな…という
余韻を味わいながら、今日という日を惜しみながら
国際フォーラムを後にした。

ブログ開始から復帰を見守ってきて、夢にまで見たこの日。
本当に本当に心からおめでとう、ありがとうと思う。